才能無き頭なりに、ほとんどの時間を「発想する」ことに費やす生活を何年も続けているので
まあ少々面白い着想では驚かなくなっていると思うのですが、
今日、思いついた発想は、そんな自分をもってしても、
「とんでもない」
と思えるものでした。
思いついた瞬間、全身鳥肌が立ちました。
***
思い返せば、14歳。
思春期の頃から
私がひたすら頭を悩ませてきた問題があります。
それは、
ファッションです。
様々な分野において「ナン・センス」を標榜する私ではありますが、
とりわけ「ファッション」という分野において、とりわけその「ナン」ぶりを発揮してまいりました。
2004年。
ファッションリーダーを目指し、ミズノンノと名をあらため、持っている服を全部燃やすまでして手に入れたかった
「オシャレ」
は、結果、
●プーマのジャージで1年を過ごしただけ
という暗黒の結果を導きました。
しかし。
遂に、と言っていいでしょう。
このファッションセンスの無さを「完璧に」カバーする、「圧倒的なアイデア」を思いついたのです。
それは……。
「お洒落な人のおさがりのみ、着用する」
さて。
この時点で、みなさんの中には
「それの、なにが、すごいの?」
と思われる人もいるでしょう。
しかし、今から順を追って説明させていただきますが、これは、あり得ないくらい素晴らしいアイデアなのです。
まず、そもそも
服は余っているものです。
特にオシャレな人なんて、めちゃくちゃ服余っているはずなのです。
その余った服を人にあげるのなんて全然問題ないはずで、
引き取りにいくだけで喜ばれたりするものです。
でも。
このアイデアを素晴らしいと思う所以はそこではないのです
私が身ぶるいするほど興奮するのは
「水野は、人のおさがりしか着ていないぞ」という共通認識ができた世界
なのです。
水野は人のおさがりしか着ていない、ということが認識されれば、
仮に私がその日していた格好が、相当にダサかったとしても
「ああ、水野にあの服を下げたやつは、ダサイなあ」
と思われるわけで、私が直接ダサイと思われるのを防ぐことができます。
それだけではありません。
仮に、「水野のキャラにはそぐわない、奇抜なファッション」であったとしても、
それがお下がりである以上、
「あいつは変なお下がりを着ているな(おさがりだから、着るしかないのだろうなあ)」
とむしろ微笑ましく感じてもらえるはずなのです。
また、
今後、この「水野敬也のおさがりブランディング」を世に広めていくことに成功し、
水野=おさがり
この図式が日本中に認識されれば、
「これ、最近きつくなってきたから、水野に下げてやろう」
「これ、1回も着てないから水野に下げてやろう」
「このアルマーニ、シミが取れなくなったから、水野行きだな」
日本全国津津浦浦から、この水野のもとへ服が届けられ、
仮に、「水野=おさがり」が世界の共通認識となったら、
もう、何をやっても許されるという
ターバンとかかぶって渋谷うろついてても、「水野だからなぁ」
と妙に納得される状況も可能になるのではないでしょうか。
そもそも、私は今までそうするだけの勇気がなかっただけで、
いろいろヘンテコリンな格好で街を歩いてみたい派なのです。
もうこうなってくると、
「おさがりしか着ない水野のおさがりしか着ない同居人Sくん」
などという夢も広がるわけで
とにかく、「とんでもないことになる」という予感だけがしています。
というわけで、
ここに、宣言します。
水野敬也は金輪際、一生、服を買いません。
人のおさがりのみで、死ぬまで生活します。
また、
もし、
自分のオシャレに自信がある方で、
身長177センチ
上着M
ウエスト30~31インチ
股下81センチ
靴のサイズ25センチ~26センチ(小さめなのです)
↑
のサイズに合ったモノをお持ちで、
「どうせ捨てるから水野にあげてもいいよ」
と言われる方は、
までメールをください。
また、もし、仮にみなさんが日常会話の中で、万が一私の名前が出ようものなら
「ああ、あのおさがりしか着ない人でしょ」
というカタチでサブリミナル的に「水野=おさがり」を刷りこんでいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
8刷、10万部突破しました!
2007年10月27日 05:22